7月14日から15日県議団農政環境部会、四国(愛媛県・高知県・徳島県)を視察

自民党県議団政調会の農政環境部会(栗原一部会長、黒川治副部会長)のメンバー18名が、農政と環境の視点で調査を行いました。

まず愛媛県今治市では学校給食における地産地消を調査し、地元産の農産物を優先的に使用したり、地元小麦を使用したパンを製造するなど先駆的な取り組みを調査しました。

高知県では四万十川源流における林業に取り組む檮原町森林組合を訪問。

ドイツに本部を置き世界55カ国が加盟している国際森林認証組織のFSC(森林管理協議会)の資格を取得し、森林との共生を進める施策について意見交換をしました。

「葉っぱビジネス」で一躍全国区となった徳島県上勝町では、過疎地域における付加価値農業について農協や株式会社「いろどり」を視察しました。

料理に使われるつまものに使う葉っぱを販売するために高齢者がパソコンと公衆回線を駆使し受発注を行っています。ビジネスとしての効果と同時に張り合いをもてる仕事ができる効果で、福祉の視点でも注目をされています。

この三カ所に共通するのは、仕掛け人の元気の良さと卓越したリーダーシップが町の元気につながっているのではないかと感じました。

学校給食における地産地消に取り組む愛媛県今治市の調査では時間を大幅にオーバーして活発な意見交換が行われた。

高知県檮原町役場の建物も県産木材を使用している。矢野富夫檮原町副町長を囲んで記念撮影。

人口2000人の徳島県上勝町に全国から視察が年間4000人訪れる。IターンやUターンで若い人たちも定着しつつある。

関連記事

カテゴリー

アーカイブ