2月3日から2月4日にかけて、総務部会(田中あきひろ部会長・藤田孝夫副部会長)のメンバーは、神奈川県・静岡県で課税自主権を中心に調査を行いました。
まず、神奈川県庁で「水源環境保全・再生を支える税制措置(水源環境税)」と「臨時特例企業税」について担当者より説明を受け、質疑を行いました。特に水源環境税は、導入意義や施策、税額など県議会と何度も練り直し、つくりあげたので非常に県民にわかりやすく、高い評価を受けています。
続いて横浜国立大学へ移動し、金澤史男教授と意見交換をしました。金澤教授は、神奈川県の生活環境税制専門部会の部会長もつとめ、水源環境税への導入時の取組みや、分権型自治体財政をテーマに、地方新税の類型などについてお話を聞き、出席議員からの質問にも、本音トークでお答えいただき、あっという間に時間が経過しました。
翌日は、MOA美術館へ行き、高見総務課長より文化振興や心の時代のあり方など、館内を案内してもらいながら説明を受けました。
最後に静岡県伊豆の国市へ行き、静岡県東部農林事務所より「森林(もり)づくり県民税」を財源とした「森の力再生」の取り組みを現地視察しました。