政務活動費の透明性の確保に向けた取り組み等に関する申し入れ
この度、野々村竜太郎議員が平成25年度に195回の日帰り訪問をした交通費として、政務活動費約300万円を支出していた問題で、収支報告書には不透明な内容が多く、議員本人から明確な説明がないことは、我が会派としても誠に遺憾である。
本来、政務活動費は使途を明確にした上で、たとえ支払証明書により領収書の添付を省略する場合においても、訪問先、目的等を説明する義務があると考える。
今回の野々村議員の対応は、本県議会の信用を失墜させる行為であるため、県議会として一刻も早く信頼を回復するよう望むものであり、次のとおり申し入れる。
記
1 野々村議員の政務活動費の不透明な支出については、使途を明確にした上で、県民が納得できる十分な説明責任を果たすよう求めること。
2 今後、政務活動費の収支報告書にさらなる正確性・透明性が確保されるよう、改めて全議員に対して周知徹底を行うとともに、現行の「政務活動費の手引」等の見直しを図ること。
平成26年7月4日
兵庫県議会議長
梶 谷 忠 修 様
兵庫県議会自由民主党議員団
幹事長 石 川 憲 幸