6月県議会が開会しました。新任期のスタートする議会ですが、正副議長や監査委員、常任委員会構成などを決定することに加え、今回は東北大震災の及ぼす様々な影響への対応が求められます。
本日は正副議長選挙が行われ、議長には加茂忍議員(川西・5期)、副議長には長岡壮壽議員(赤穂・3期)が議場選挙で選ばれました。また監査委員には議会から栗原一議員(たつの市揖保郡・4期)と黒川治議員(尼崎市・3期)が知事提案通り選任されました。
明日は常任委員会、関西広域連合議員の決定、そして240億円の補正予算(電力不足・東北震災支援関連)が上程される予定です。会期は14日
さて今議会のポイントですが、ピーク時使用電力削減と省エネ化に向けて、県組織と議会を挙げて対応しようとしています。〜突発的大停電だけは避ける〜
未だ率先行動の域を脱しておらず、具体的な狙いと効果が検証出来ていません。何故なら
国の電力供給に係る審議が停滞しており、現行制度下では県は身動き獲れない状態であるからです。率先行動はしなければなりませんが、行き先が見えないのです。(事業執行権限が県民運動の範疇まで)
今回の対応は、関西広域連合参加府県でもその予算立ては違っても統一行動として、国への要望に留まらず関西圏として官民挙げての取り組みに昇華させ、大きな成果を得ると同時に、分権の必要性を国民に問いながらその実行力を示さねばなりません。
次回の関西広域連合議会や委員会(知事会議)の議論は重要です。